多度津駅発大歩危駅行き観光列車「四国まんなか千年ものがたり」
四国まんなか千年ものがたり・・・その昔、徳島の人々は桃の節句になると、お弁当を持って近くの山や浜に出かけて1日を過ごす「遊山」を楽しんでいました。緑豊かな山の自然や心地よい波の音を聞きながら食べるお弁当は、より一層美味しく感じられたそうです。観光や行楽、遠足と少し異なる情緒的な響きの小旅行「遊山」。この観光列車は歴史に思いを馳せて、野や山に遊びに出かける大人の洒落た小旅行を気軽に楽しめます。
1号車:「春萌(はるあかり)の章」
若葉の芽吹きをイメージした1号車は、若草色に彩られたソファーが、褐色の室内から鮮やかに浮かび上がるデザイン。左右両方向の車窓が楽しめる座席配列になっています。※1号車の座席は、すべて1名~利用できます。
2号車:「夏清(なつすがし)の章」「冬清(ふゆすがし)の章」
徳島県の伝統工芸である藍染めがカラーモチーフの床フローリングが特徴で、長さ7mのベンチソファーは、囲炉裏を囲む団らんの風景をイメージされています。
3号車:「秋彩(あきみのり)の章」
色ずく山々と熟れた果実をイメージした鮮やかなオレンジ色の車内となっており、本物のツキ板を使ったこだわりの照明が幻想的な空間を醸し出しています。
多度津駅 10時19分出発
琴平駅 10時34分到着
琴平駅では停車時間が長めに設けられ、「四国まんなか千年ものがたり」専用ラウンジ「大樹」に案内されます。