京成成田駅
千葉県成田市花崎町にある、京成電鉄の駅。JR東日本の成田駅と近接しており、乗換駅となっている。江戸時代から多くの参拝客を集めている成田山新勝寺への最寄り駅の一つであり、特に初詣の参拝客数は約300万人以上に及ぶため、正月三が日の利用者数は大幅に増加します。

成田山新勝寺・表参道
成田駅から約800メートル続く表参道。江戸時代から門前町として栄え、今でも当時の名残をとどめています。参道沿いには150店以上の飲食店やお土産店が並んでいます。


成田山新勝寺
1080余年の歴史を持ち、年間1000万人を越える参詣者が訪れる全国有数の寺院。成田山境内には、国指定重要文化財である、仁王門、光明堂、釈迦堂などをはじめ、数多くの堂塔伽藍があります。御堂ごとに、開運厄除け、出世、商売繁盛、恋愛成就など様々な御利益があるといわれ、参詣者の信仰を集めています。
総門(そうもん)
開基1070年の記念事業により、2008年(平成20年)建立。荘厳な雰囲気の総門は、高さ15メートルの総欅造り。




仁王門
1830年(天保元年)再建の国指定重要文化財。

大本堂
1968年(昭和43年)建立。大本堂は当山で最も重要な御護摩祈祷を行う中心道場です。


三十塔
1712年(正徳2年)に建立された国指定重要文化財です。総高は27メートルで、塔内には大日如来を中心に、五智如来が奉安され、周囲には「十六羅漢」の彫刻がめぐらされています。


額堂(がくどう)
1861年(文久元年)に建立された重要文化財で、1986年(昭和61年)に修復されました。ご信徒から奉納された額や絵馬などをかけるお堂で、江戸時代に奉納された貴重な絵馬や、様々なモチーフの彫刻は目を見張る物があります。堂内には七代目市川團十郎の石像が奉安されています。


光明堂
1701年(元禄14年)に建立された国指定重要文化財です。釈迦堂の前の本堂であり、江戸時代中期の貴重な建物です。大日如来、藍染明王、不動明王が奉安されています。

平和大塔<右>・醫王殿(いおうでん)<左>
平和大塔・・・1984年(昭和59年)に建立された平和の大塔は、真言密教の教えの根本を表した塔です。総高は58メートルで、1階は大塔入口、成田山歴史展、2階の明王殿には大塔のご本尊不動明王、四大明王、昭和大曼荼羅が奉安されています。
醫王殿・・・2018年(平成30年)に開基1080年祭記念事業として建立。木造総檜、一重宝形造の御堂には薬師瑠璃光如来、日光菩薩、月光菩薩、十二神将が奉安されています。


JR成田駅

