網走国定公園「能取岬」
網走市美岬のオホーツク海に突き出た能取岬(のとろみさき)。「のとろ」という読み方は、アイヌ語で”岬のところ”を意味する”ノッ・オロ”に由来します。突端には、灯台と管理事務所があるだけ。ここから西方は能取湖と常呂町の海岸、北方は全てオホーツク海、東方は遠く知床連山が眺められます。冬の網走市で最も早く流氷を見ることが出来ます。クルマのCMや映画「子ぎつねヘレン」「南極料理人」「狙った恋の落とし方」などのロケ地としても有名。










オホーツクの塔
冬になると一面流氷に覆われるオホーツク海を背景に建てられています。高さ10メートルのコンクリート製による2本の柱と、3メートルの漁民の像との構成になっています。仰ぎ見るようなに高さ2メートルの台座の上に置かれた漁民の像の上部には鮭が配されています。







網走国定公園「能取湖」サンゴ草群生地
能取湖は、オホーツク海とつながる面積58万平方メートルの大きな海水湖。ホタテやホッキ、北海しまえびなど海の恵みの宝庫で、春から夏にかけては、アサリの潮干狩りの名所としても知られています。湖畔にはサンゴ草と呼ばれるアッケシソウの群生地があり、毎年9月になると紅葉したサンゴ草が湿地帯全体を真っ赤に染めて幻想的な風景になります。木製の遊歩道が設置されているので、一面に広がる景色を間近に楽しむことが出来ます。最も赤く色づく9月中旬に「能取湖さんご草まつり」が開催されます。












