近鉄特急19200系「あをによし」
大阪~奈良~京都の三都を乗り換えなしで結ぶ観光特急として、2022年(令和4年)4月に運行を開始しました。「あをによし」とは、奈良にかかる枕詞で、平城京の華々しい様子を表しています。歴史ある奈良を象徴する観光特急となることを願って命名されました。近鉄で最多の168両を製造し、特急ネットワークの拡大期に中心的役割を担った12200系を改造しています。
大阪難波9時00分発「特急ひのとり」名古屋行き入線
大阪難波駅9時10分発「特急あをによし」京都駅行き入線
古都・奈良の歴史や文化を感じられるデザイン
外装は、天平時代に高貴な色とされた紫をベースにした紫檀(したん)メタリックにゴールドのラインを配色しています。車両の正面を飾るのは、幸せの兆しとされる「花喰鳥(はなくいどり)」をデザインしたエンブレム。側面には、正倉院の宝物「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」に用いられている花柄がラッピングされています。
4両1編成の車内は、洋風の中に和を取り入れたデザイン。1・3・4号車のツインシートは窓側に向けた配置と向かい合わせの配置とし、家具メーカーによる特注品。2号車のサロンシートは、パーテーションで仕切った半個室になっており、通路のアーチと近鉄で最大となる窓が特徴です。
〇ツインシート
〇2号車サロンシート
〇2号車・販売カウンター
正倉院にも用いられる「校倉造(あぜくらづくり)」をイメージした販売カウンターでは奈良県産品を使ったスイーツや車内限定のオリジナルグッズをはじめ、クラフトビールやおつまみも販売しています。
「あをによし」車内限定販売・「紫芋のモンブラン」
平城宮跡歴史公園を通過
近鉄奈良線は、世界遺産である平城宮跡(平城京)の中を東西に横切る形で線路が通っています。
近鉄奈良駅9時45分着・9時52分発京都駅行き
