竹田城跡「落ちない岩」
高さ2メートル、幅2メートルほどで、西登山道の中腹駐車場から300メートルほど登ったった場所にあります。大きく曲がるカーブ脇の崖っぷちに立つ姿は、猫の横顔に見えることから別名「にゃんこ岩」とも。「落ちそう、落ちそう」と言われながら、ラインぎりぎりで踏みとどまる姿が受験生たちの間で評判になっていると言われています。
竹田城跡の雲海
雲海の中に浮かんでいるような幻想的な風景が人気で「日本のマチュピチュ」「天空の城」とも呼ばれています。竹田城の雲海の発生時期は9月下旬~4月上旬。特に雲海が発生しやすい9月から11月末頃は「雲海シーズン」と呼ばれ人気が高い。日の出から午前8時までが雲海が最も綺麗に見える時間帯です。そのため9月から11月の竹田城跡は朝の4時から観覧が可能です。※撮影時期は24年11月4日
本丸から南千畳を望む
雲海の正体
朝来市を流れる円山川から発生する川霧です。昼の間に暖められた空気が夜に冷やされ、円山川の水温が低くなることで、川から蒸発霧が発生します。その霧が山々の合間にたまった様子を高い位置から見下ろすことで、竹田城跡が浮かんでいるように見えるのです。
雲海が発生する4つの主な条件
○風がなく湿度が高い ○前日の日中と、早朝の気温の差が大きいこと ○早朝がよく晴れていること ○前日の夜が冷え込むこと